■ ID | 220 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 環境試料中エストロゲン及びビスフェノールAの簡易迅速定量法の開発 |
■ 著者 | 石山高
Takashi Ishiyama
埼玉県環境科学国際センター 嶋津暉之 Teruyuki Shimadu 東京都環境科学研究所 星純也 Junya Hoshi 東京都環境科学研究所 佐々木裕子 Yuko Sasaki 東京都環境科学研究所 |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第12回環境化学討論会、平成15年6月27日 |
■ 抄録・要旨 | 高速液体クロマトグラフ/電気化学検出法による下水処理場放流水中エストロゲン及びビスフェノールAの簡易迅速な一斉分析法を開発した。
夾雑物として含まれているフミン物質からの妨害はメタノール水溶液を用いたクリーンアップの適用により抑制できた。これにより実試料でも安定したバックグラウンド電流が得られた。固相抽出操作を含む本法の検出限界は5 ng l-1程度であり、エストロゲンの定量方法として一般的に用いられているガスクロマトグラフ/質量分析法に近い感度が得られた。下水処理場放流水中のエストロゲン及びビスフェノールAを定量した結果、強いエストロゲン活性を示す17-βエストラジオールは13 ng l-1含まれていた。また、エストロンは下水処理場放流水中だけでなく河川水中でも10 ng l-1以上存在している場合があることが分かった。 |
■ キーワード | 高速液体クロマトグラフ/電気化学検出法、エストロゲン、ビスフェノールA、環境水、一斉分析 |
| 一覧に戻る |